本記事では、年に2回しか大浴場の湯を変えず、大量のレジオネラ属菌が検出された福岡の高級老舗旅館『大丸別荘』の口コミや館内の写真などを詳しくお伝えしていきます!
福岡の高級老舗旅館は『大丸別荘』
年に2回しか大浴場の湯を変えず、大量のレジオネラ属菌が検出されたことが報じられた、福岡の高級老舗旅館は『大丸別荘』です。



『大丸別荘』は福岡県筑紫野市にある、1865年から続く老舗旅館です。
住所:〒818-0058 福岡県筑紫野市湯町1丁目20−1

『じゃらん』で宿代を調べてみたところ、
安い部屋の安いプランでも1泊で23,000円以上します。
高いお部屋の高いプランだと、7万円台のがありました。
一般的には高級な旅館だと言えそうですね!

昭和天皇や江沢民、美空ひばりなどの昭和の著名人が数多く訪れています。
老舗旅館ならではの女将の接客や、
大浴場、豪華な食事などが人気なようです。
『大丸別荘』の口コミは?
著名人も数多く訪れた、人気な高級老舗旅館ですが、細かな口コミはどうでしょうか。
低評価のなかには以前から大浴場の異臭を指摘していた人がいるかもしれません。
Googleマップの口コミで★1つの低評価をつけた人の書き込みを見ると、
- 虫が入ってくるから夏はオススメしない
- 食事がおいしくない
- 廊下に響き渡る従業員の笑い声が気になった
- 設備が古くて不便
- 怒鳴り散らかしたり仲居さんにセクハラするモンスター客がいて、そんな客を迎え入れることに疑問を感じた
という内容が書き込まれていて、
特に食事や従業員に関する不満が多いように感じました。
(とはいえ全体の口コミのなかではごく少数で、全体的には評価が良い)
大浴場に関する不満の口コミは一つもなく、
むしろ低評価をつけた人も大浴場だけは良かったという人もちらほらいました。
Yahooトラベルの口コミも、全43件の口コミで平均評価が4.75(5段階)と非常に高い。
他にも『一休』『じゃらん』『』などの口コミもチェックしましたが、
ほとんどが★4以上の高評価で、
わずかにある低評価(~★3)を見ても、大浴場をディスる書き込みは一切ありませんでした。
なぜ年2回しか湯変えしてなかったのか
報道によると、大丸別荘の大浴場は
大丸別荘は完全換水を年2回の休館日にしか実施せず、宿泊客らに入浴させていた。塩素注入も日常的に怠り、必要な濃度が保たれていなかったという。
大丸別荘では昨年、県保健所の検査で浴槽から基準値の最大3700倍のレジオネラ属菌が検出され、衛生管理状況が詳しく調べられていた。
運営会社は取材に「公表を控えさせていただく」としている。(釆沢嘉高、座小田英史)
- 年2回しかお湯を変えない
- 塩素注入も日常的に怠っていて濃度が保たれていない
- 基準値の3700倍のレジオネラ属菌が検出された
と書かれていました。
大浴場のお湯を変えることは大がかりなので、年2回の休館日にしか実施しなかったというのは、言い訳としてはまだ理解できる。
しかし塩素注入を日常的に怠っていたいうのは、シンプルに怠惰だと言わざるを得ません。