今回は、高橋幸宏さんの死因がコロナワクチンである可能性について、情報を集めたうえで精査していきます。
2023年1月15日、YMOのドラマーである高橋幸宏さんの訃報がありました。
享年70歳。2年半前に脳腫瘍の手術を受け、闘病生活をしていました。
公式発表によると正確な死因はまだ不明だが、2023年の年明けに肺炎が悪化していたことや、脳腫瘍が再発した可能性が指摘されています。
直接的な死因は『肺炎』または『脳腫瘍の再発』だと考える方が自然ですが、
Twitterではコロナワクチンを接種してしまったことが死因なんじゃないかという声が多く上がっています。
この可能性について情報を集めて精査していこうと思います。
高橋幸宏は22年8月にコロナワクチンを接種
高橋幸宏さんがコロナワクチンを何度接種したかは不明ですが、最後に接種したのが2022年8月であることが分かっています。
ただ22年8月が初めての接種とも考えにくいことから、おそらく時期的には3回目の接種だったと思われます。
高橋幸宏の闘病歴
高橋幸宏さんの闘病生活が始まったのは、2020年の夏。
慢性的な頭痛に悩まされて病院で検査を受けたところ、脳腫瘍と診断されました。
2020年8月に脳腫瘍摘出の手術を受け、以降は長野県軽井沢で静養していました。
しかし2021年6月に別の病気にかかり治療を受けることを報告。
入院はせず5日間通院するだけだと後日ツイートしましたが、ファンの間ではいろいろな憶測が飛び交いました。
それから1年半は何もなかったかのように思われましたが、2023年の年明けに肺炎が悪化したと報じられました。
なので直接的な死因は『肺炎』である可能性が高いと考えられますね。
高橋幸宏の肺炎はコロナワクチンが原因?
肺炎とは、病原体(ウイルス)が肺に増殖して炎症を起こすことによる病気です。
免疫力が低下したり、飲み込む力や咳をする力が衰えると最近を排出できず、感染するケースが多い。
ウイルス性の病気なので、コロナワクチンとの関連性はなく摂取したからと言って引き起こされる病気ではありません。
しかも接種直後ならまだしも、高橋幸宏さんがコロナワクチンを受けたのは22年8月であり、半年もたっているのに今それが原因で死に至るとは考えにくい。
さらに言うなら、
故・志村けんさんのように「新型コロナにより肺炎が悪化した」なら分かるが、「新型コロナを治すワクチンを接種したことにより肺炎が悪化する」とは考えにくいです。
コロナワクチンを接種した人は、どのような死因であれワクチンに結び付けられてしまうかのような暴論に聞こえます。
結論、高橋幸宏の死因はワクチンではない
ワクチン接種により肺炎が引き起こされることも悪化することも考えにくい。
何でもかでもコロナワクチンに含まれるmRNAを原因にするのは暴論にしか聞こえないし、
高橋幸宏さんが最後にワクチンを接種したのは22年8月であり、半年近く経っていることからもワクチンとの関連性は低いと感じます。
Twitterで高橋幸宏さんの死因がコロナワクチンかのようなツイートをしている人たちが、説得力があるようなツイートしているかと言えば、全くしていない。
こんな感じで「ワクチンを接種した」という事実と、「病気で死んだ」という事実を無条件で結び付けているだけのツイートしかありません。
コロナワクチンについて是非はそれぞれが考えて判断すればいいとは思いますが、
ワクチン接種歴のある故人の死因を何でもかんでもワクチンに結び付けるのは好ましい行為とは言えませんね。