本記事では、絶交がささやかれている『コムドット』と『平成フラミンゴ』に何があったのか。出演イベントを巡るトラブルの詳細についてお伝えしています。
6月下旬ごろに人気YouTuberグループであるコムドット(410万人)と、平成フラミンゴ(340万人)の間に何かしらのトラブルがあったことが界隈でざわつかれていました。
仲良かったはずの両グループに一体何があったのでしょうか?
今回はコムドットと平成フラミンゴのイベント出演に関するトラブルの詳細をまとめました!
コムドットと平成フラミンゴは何があった?
まずは、コムドットやまとさんのこのツイートを見ていただきたい。
自分の言葉で喋ったか誰かに言わされたか知らないけど、証拠そろってるのに被害者ヅラして視聴者に嘘をついて、保身に走ったツケは必ず回ってくるぞ
— コムドット やまと (@comyamato0515) June 23, 2023
本当のことを自分たちの言葉で話してくれるのをコムドット全員友達として待っています
「被害者ヅラして」「嘘をついて」「保身に走ったツケ」などキツイ言葉を使って誰かを非難しています。
これは6月23日にツイートされたもので、
コムドットと仲が良いYouTuberとの間に何かしたのトラブルがあったことが分かりますね。
このツイートの宛先は、チャンネル登録者数340万人越えの平成フラミンゴであることを、6月30日の動画でコムドットは明かしました。
コムドットと平成フラミンゴは2年前から何度もコラボしており、数百万回再生されたコラボ動画を連発している。
2021年10月には「幼なじみ同盟」を結び、公私ともにとても仲が良いYouTuberグループでした。
そんなコムドットと平成フラミンゴは今、絶交の危機に陥っている。
それが上のコムドットやまとさんのツイートから分かります。一体何があったのでしょうか?
イベント出演を巡るトラブルまとめ
コムドットが全面プロデュースするイベント『クリエイター・ドリーム・フェス(以下CDF)』が7月26日に東京ドームで開催される予定ですが、
CDF運営から公式に出演発表されていた平成フラミンゴが6月13日に急遽出演をキャンセルしました。
チケットは即完売しており、当然平成フラミンゴ目的のファンも多かったため、払い戻しの対応をする事態に。
平成フラミンゴは6月16日にYouTubeで謝罪と釈明の動画を出しました。
ところが、その釈明に違和感をもったコムドットやまとさんが「被害者ヅラで噓をついて保身に回った」と言って猛烈に批判をしたのです。
それ以降、両グループからの発信がないため「絶交状態にあるのでは?」と心配の声が上がっているという状況です
ここからは順を追って詳しく解説していきます。
平成フラミンゴの謝罪・釈明の動画
まずは、6月16日に平成フラミンゴが出した、CDF出演キャンセルについての謝罪と釈明の動画から。
こちら謝罪の部分は飛ばして経緯の説明の部分から見れるようにしましたが、
ことの発端は4月29日のコムドットの動画で、CDF出演の突撃オファーに対して平成フラミンゴが口頭で承諾したことから始まりました。
その時の動画がこれ↓↓
ファンからしたら、これで平成フラミンゴがCDFに出演することが確定したと思ってしまいますが、
実際には
- 相手の事務所にまずオファーする
- 打ち合わせして内容をすり合わせる
- 合意する
- 事務所間で契約書を巻く
この流れを完遂して、初めて正式な出演決定となります。
CDF運営は「コムドットの動画が上がります」と平成フラミンゴの事務所に通知していたが、
正式な契約を結ぶ前だったので事務所は「まだ上げないでください」とストップをかけました。
にもかかわらず、コムドットのチャンネルで動画が公開されてしまったという行き違いがあったそうです。
それでも平成フラミンゴとしては出演に前向きだったので、
ステージで何をやるのかというパフォーマンス面についてコムドットやCDF運営にかけあってみたが、上手くいきませんでした。
そして当日までに良いものが作れない(間に合わない)と判断した平成フラミンゴが出演をキャンセルしたという次第です。
コムドットやまとが怒りのツイート
平成フラミンゴが謝罪および釈明の動画を出した1週間後。
6月23日にコムドットやまとさんがTwitterで怒りのツイートをしました。
かなり怒っているのが感じ取れますね。
このツイートに対し、コムドットの他のメンバーも全員リツイートしています。
平成フラミンゴの言い分だと、ストップをかけたにも関わらず勝手に動画を公開したCDF運営やコムドットに非があるように感じられますね。
しかしコムドットからすると、
平成フラミンゴは保身のために被害者ヅラして嘘をついており、その証拠もそろっているという。
視聴者からすれば一体何がなんだかわからない。
平成フラミンゴはどんな嘘をついた?
コムドットやまとは、平成フラミンゴが「保身のために被害者ヅラした嘘をついた」と切り捨てた。
一体どんな嘘をついたのか。
コムドットが突撃オファー動画を上げる前に、平成フラミンゴの事務所がストップをかけていたというのが嘘
ステージでのパフォーマンスについてコムドットやCDF運営にかけあってみたというのが嘘
出演キャンセルした理由は「当日に間に合わないから」「良いものが作れないから」というのが嘘
この3つのどれか、あるいは複数かなと。
コムドットは「証拠を持っている」そうなので、このままダンマリを続けてコムドットを悪者にしたまま逃げ続けるのであれば、いつか爆弾が落とされるかもしれません。
平成フラミンゴは嘘をついてない?
ところが、平成フラミンゴが嘘をついていないことを裏付ける根拠があります。
それが、CDF運営が6月13日にしたツイートです。
これはCDFの運営が出したコメントであり、平成フラミンゴが言っていた内容と大筋で同じです。
平成フラミンゴが嘘をついていないことを裏付ける要素だと私は思いますが、どうでしょうか?
【最新】コムドットがツイートの真意を明かす
両グループ1週間の沈黙が続きましたが、6月30日にコムドットがYouTubeの動画を投稿。
ツイートが平成フラミンゴに宛てたものだと明かした上で、その真意を説明しました。
たった16時間で200万回再生/4.8万いいね/9,000件を超えるコメント数を記録しました。
この動画でコムドットは、
平成フラミンゴの動画に対して2つの反論をしています。
- 運営からクリエイター同士の連絡を禁止したという事実はない
- 平成フラミンゴから4者間で話し合いたいという提案はなかった
順番に見ていきます。
コムドットの反論①
平成フラミンゴは釈明動画のなかで、「コムドットと連絡を取り合うことは運営から止められていた」と話していました。
しかしコムドット側としては「運営からストップをかけたという事実は断じて無く、やまとから何度も連絡をしたが返ってこなかった」と見解を明かしました。
まずここで一つの食い違いがありますね!
しかし、
この直後に「クリエイター同士の会話を控える取り決めを破り、平成フラミンゴに連絡したのは僕」とも説明しており、捉えようによってはここが矛盾しているように感じられます。
運営が決めたのか当人たちで決めたのかは定かではないが、「クリエイター同士の連絡は控える」という取り決めがあったというのは事実のようです。
平成フラミンゴがやまとさんの連絡を返さなかったのは、その「クリエイター同士の連絡は控える」という約束を守っていたからだと推察できます。
コムドットはどのような確認をして「運営からストップをかけた事実はない」と断言しているのか分かりませんが、
CDF運営が平成フラミンゴにストップをかけたことを忘れているor嘘をついている可能性だってありそうですし、
平成フラミンゴがわざわざそんな嘘をつく理由があるとは考えにくい。
コムドットの反論②
平成フラミンゴの動画では、「平成フラミンゴ、平フラの事務所、コムドット、運営」の4者間で話し合いがしたいとコムドット側に働きかけたと言われています。
しかし、コムドット側の見解としてはそのような提案は一切なかったとのこと。
さらに、コムドット側から「4者間で話し合いたい」とCDF運営から平フラ事務所にかけあったが、それは断られてしまったという言い分です。
個人的な意見ですが、
両者がたびたび口にしている「運営」というのが曖昧過ぎて、ここが様々な認識のズレを生んでいる原因になっているのではないかなと。
例えば、平成フラミンゴが掛け合った「運営」の担当者がAさんで、
コムドットがいろいろな確認をした「運営」の担当者がBさんというように、
それぞれ担当者が違った場合、言った/言ってない問題が起きる可能性が高いことは明白ですよね。
平成フラミンゴは運営のAさんから「クリエイター同士の連絡は控えてね」と実際に言われたとしても、
コムドットが運営のBさんに確認をしたら「いやそんなお願いはしていませんよ」と返ってくるのは当然のことです。
何にせよ、
コムドットと平成フラミンゴの間に入っている人間が原因で、両グループとも何も嘘をついておらず、何も悪くないのに齟齬が生じて拗れているのでは?と私は思います。
コムドットと平成フラミンゴの絶交は決定的
コムドットと平成フラミンゴの関係修復は絶望的なところまで来ていると私は考えています。
- コムドットが攻撃的すぎる
- 平成フラミンゴはおそらく嘘をついてないから、あれ以上の釈明をしようがない
- だけど「嘘はついていません」と主張しようものなら、コムドットから「徹底的に保身に走るんだな?」と対立姿勢にとらえられ、さらなる反撃が来る
- それを恐れて何も言えないのと、平成フラミンゴ側もすでに相当な不信感や敵愾心を募らせてしまっているため和解は困難
- 本件について和解できたとしても、かつてのように友達グループとしてやっていくのは不可能or相当時間がかかる
まず事情はどうあれ、コムドットが攻撃的すぎる。
もし仮に全面的に平成フラミンゴが悪かったのだとしても、あんな攻撃的なツイートや釈明動画を出せば、友達に戻るのはまず難しくなる。
そして、
運営のツイートとほぼ同じ内容の釈明動画だったことから平成フラミンゴはおそらく嘘をついていないため、
コムドットから一方的に嘘つき呼ばわりされることにフラストレーションが溜まってるでしょうし、
平成フラミンゴからすれば「保身に走ってるのはお前らだろ!」とぶちまけたくなる気持ちでいっぱいなのでは?
何にせよお互いヘイトが溜まりまくっていて、今はコムドットが一方的に殴っている状態だけど実質“戦争”のような状態なので、勝敗がついてもつかなくても「絶交」となる可能性が高いとみています。
ファンはどんな意見?SNSの反応
ファンはこの件についてどう思っているのか。
Twitterを回ってみたところ、コムドットのやまとさんが炎上しており、平成フラミンゴを擁護する声が圧倒的に多かった。
「友達なら直接言えばよくない?」
「言葉がキツすぎるし、あれじゃ友達に戻れないだろ」
「言い分があるなら自分たちも釈明動画出せばいい」
「コムドットは平フラとも誰とも関わるな」
「これがコムドットやまとの人間性。ダサい」
ただ、
平成フラミンゴに対しても「謝罪といいつつ、コムドット側を批判するような釈明になっている」「それなら直接言えばよかっただろう」というような批判も一部ある。
6月30日のコムドット動画への視聴者のコメント
6月30日にコムドットが平成フラミンゴと揉めている件について釈明の動画を出しましたが、
投稿から18時間で220万回再生/9,500件ものコメントが寄せられています。
コムドットのいつもの動画だと、だいたい100万回再生で1000件くらいのコメントがつきますが、それと比較すると非常に関心を持たれていることが分かります。
しかし、9割が批判コメントであり、賛同したり擁護するコメントはあまり見られません。
私個人的に「たしかに」と思ったコメントは、
平成フラミンゴの事務所からコムドットの動画(4月28日)の投稿をストップかけられていたのに投稿したのはなぜですか?
という質問です。
コムドットの釈明動画では「一番大事なポイント」と言っても過言ではないここについて一切触れておらず、
他の正直どうでもいいところを揚げ足をとって「あいつらの言ってることは事実じゃない!」「嘘ついて保身に走ってる!」と攻撃しているように見える。
残念だったこと
— もあ (@hukigennariyu) June 30, 2023
①正式決定前に動画があがったことに関して説明がない
②出演できなくなったことに関して主催者であるコムドットから謝罪がない
③友達としてという考えしかなく、仕事でもあることに関して全く触れてない(企業としてその考えも大事)
コムドットファンとして平フラファンに申し訳ない pic.twitter.com/XDYLgh4v0m
Twitterでもコムドットがここに触れていないことについて追及するファンは多い印象です。
あとは、やまとさんが度々口にしていた「友達として」という言葉。
たしかに友達かもしれないが、ビジネスを一緒にやる場合は「ビジネスパートナー」であり、そこの切り分けはしっかりしなければならないと私も感じます。
あなたはどう感じましたか?