2023年8月1日に蛍原徹さんのYouTubeチャンネル『ホトゴルフ』で公開されたゴルフの動画が炎上しています。
この日は千鳥ノブさんをゲストに迎えて2人でゴルフをするという企画だったのですが、
カートでの移動中に女性キャディさんが炎天下のなか長袖長ズボンという服装でカートの後ろを走らされているシーンがあり、炎上の的になりました。
今回はそのシーンについて動画でお伝えするとともに、
キャディさんがカートに乗らずに走るのはゴルフでは当たり前なのか?蛍原徹さんの炎上は妥当なものなのか?についてお伝えしてきます!
蛍原徹はなぜ炎上した?ゴルフ動画の問題点
まずは蛍原徹さんが炎上したゴルフ動画を実際に見ていきましょう。
こちら、問題となっているカート移動中のシーンから始まりますが、蛍原さん・千鳥ノブさんが優雅に座ってゴルフ談義している後ろで、女性キャディさんがカートを追うように走っています。
この動画が撮影されたのはおそらく7月下旬ごろ。
カラっと晴れていて炎天下であることが想像できますし、服装も長袖長ズボンの正装なので見ているだけで暑い。
自分たちだけカートで涼やかに移動し、女性キャディさんを走らせている姿は、まるで貴族と召使のようで見え方としては最悪だ。
「天狗になってる」批判殺到
この動画のコメント欄やTwitterでは、蛍原徹さんに対して批判のコメントが殺到しています。
こちらはYouTubeのコメント欄ですが、9割以上が批判コメントで溢れています。
このゴルフ動画の再生回数は8月7日時点で33万回再生されているが、2000件を超えるコメントがついている。
これは普通の動画なら200万回くらい再生されている動画につくコメント数であり、ほとんどが批判なのでそれだけ炎上していることが分かります。
ホトゴルフが謝罪
動画のコメント欄に批判が殺到したことをうけて、ホトゴルフが謝罪文を投稿しコメント欄の一番上に固定しました。
後部座席で2ショット撮影をしたかったため、キャディさんが乗ってしまうと無関係な人物との3ショットなってしまい、映りが悪かったこと。
またカメラなどの高い機材が熱でやられてしまうため、前の座席は機材を積んで埋まってしまっていたこと。
これらがキャディさんがカートに乗らずに走っていた事情だと明かしました。
そういった事情があるにせよ、炎天下のなかカートの後ろを長袖長ズボン姿で走らされる女性キャディさんがとても可哀想に見えてしまい、いろいろと配慮に欠けてしまっていたのは否めないでしょう。
キャディはカートに乗らずに走るのが普通?
批判が殺到しているとはいえ、一瞬はこう思わなかったでしょうか。
「ゴルフではこれが普通なの?」「ホトちゃんの炎上は妥当なのか?」と。
キャディさんはカートに乗らず自分の足で移動することがゴルフでは普通とされているのなら、蛍原さんの炎上は仕方ないようにも思える。
実際、
ゴルフではキャディさんはカートに乗らず自分の足で移動することが当たり前とされています。
そもそも前提として、カートはゴルフを楽しむ人のためにあるものであり、キャディさんや裏方スタッフのためのものではありません。
なのでプレイヤーが優先してカートに乗るのは当然のことですよね。
その上で席が余っていれば、「乗りますか?」とキャディさんを気遣うことは人によってはありますが、遠慮して断るキャディさんがほとんどです。
断る理由は「キャディはカートに乗るべきではない」という仕事としての意識だったり、そういう決まりだったりするから。
逆にキャディさんがカートに乗っていたら、「なんでお前がカート乗ってんねん」っていうツッコミが方々から入り、そっちが炎上していた可能性すらある。
蛍原徹も女性キャディも配慮が足りなかった
結論としては、この件は現場にいた全員が配慮に欠けていたと私は考えています。
蛍原さんもキャディさんに一言「乗りますか?」と声をかけたり、専用のカートを用意するということをしなかったこと。
キャディさんもキャディさんで、画角に入らないように走る配慮がなかったこと。
編集の段階で「これは炎上するだろうな」という考えに至らずカットしなかったこと。
誰かひとりが悪者ではなく、それぞれに至らない点があったのではという私の意見です。
また、
キャディさんがカートに乗らない慣習というのも見直す必要があると感じています。
近年夏の暑さがどんどん増していますし、仕事だからといって余計に慎ましくいないといけない風潮というのも古臭い感じがしますしね。
今回の蛍原徹さんの炎上は正直「仕方ない」と感じますが、
世間からの指摘をうけて「確かに今までキャディさんが可哀想だったな」「これを機にキャディさんにも配慮するようにしよう」という風向きになっていかなければ、それはそれでおかしいと思います。
今までこうだったんだから、これからもこうでいいだろう。ではなくそこは変わっていってほしいですね!