所沢のタイソンが満を持してブレイキングダウン9に参戦。
奥野卓志さんとの試合が決定しましたが、その後に瓜田純士さんとやり合う場面もありました。
所沢のタイソンと言えば“喧嘩3,000戦無敗”というキャッチコピーで有名で、
全身タトゥーが入った大きな体を見れば納得してしまうほどの迫力があります。
しかしそんな所沢のタイソンですが、実は“弱い”と言われており喧嘩3000戦無敗は「嘘」なんてことも言われているのです。
なぜ所沢のタイソンは実は弱いと言われているのでしょうか。実際本当に弱いのでしょうか。今回はそのあたりについて情報を集め考察も交えてお伝えしてきます。
所沢のタイソンは弱い?3000戦無敗は嘘か
所沢のタイソンといえば“喧嘩3000戦無敗”というキャッチコピーが有名ですが、実際これは本当なのでしょうか。
実はこれは事実ではなく、日刊ゲンダイという情報メディアが勝手に付けたキャッチコピーなんです!
保育園のころから喧嘩に明け暮れ、小学校時代は“ジャイアン”そのものだった。
中学校にはまともに行っていないため、“小卒”を自称している。
今年41歳になるが、数年前までずっと喧嘩をしてきて負けたことがないため、それを日刊ゲンダイが“3000戦無敗”と上手いことキャッチコピーを付けたというわけです。
そもそも人生で3000回も喧嘩をすること自体あり得ないでしょう。
仮に喧嘩歴が30年だとすると、年間100回ペースで喧嘩をしていないと達成できません。1000回でもちょっと現実味はない。
ただ、“喧嘩3000戦無敗”というキャッチコピーは自分から言い始めたことではないにせよ、
しっかり否定したことはあまりなく、YouTubeや書籍でも『所沢のタイソン』という名を自らつけていることから、まんざらでもない様子です。
そんな所沢のタイソンのことを「実は弱い」という人間がいます。
青汁王子
青汁王子は、ブレイキングダウンが始まった2021年当初からずっと所沢のタイソンを煽り続けています。
保育園からずっと喧嘩に明け暮れていることや、3000戦無敗であることなどは「嘘」だとバッサリ切り捨て、
「本当は弱い」「フカシのタイソン」「フカシ芋」だとバカにしています。
格闘家でも何でもない青汁王子が「勝ったら3000万円」を提示しても「俺はリングの上じゃやらねえんだ!」と言って頑なに拒否しているところや、
自宅の場所を明かしているのに乗り込んでこないことから、所沢のタイソンはホラ吹いてるだけで実は弱いんだと主張しています。
瓜田純士
所沢のタイソンと因縁がある瓜田純士さんも、所沢のタイソンにまつわるエピソードは「嘘ばっかり」「フカシ」と断言し、実際は弱いと主張しています。
また、以前の動画では所沢のタイソンは格闘技経験はほとんどなく、不摂生ばかりでトレーニングもしていないことに言及し、自分はこの数年間アスリートのように格闘技に打ち込んできたため負けるはずがないと語っていました。
他にも元総合格闘家でDEEPフェザー級の元王者であるジョビンさんも、所沢のタイソンは「ビビり」で本当はそこまで強くないという見方をしています。
ノッコン寺田「所沢のタイソンは実際強い」
所沢のタイソンにまつわるエピソードは「嘘」であり実際は「弱い」と主張する人がいる中で、所沢のタイソンが本当に強いと主張する人もいます。
その一人がノッコン寺田さんです。
所沢のタイソンは「強い」と断言するノッコン寺田
元ラグビー選手ならではの視点で「あの腕の太さはマジでパワー系」「背が低いから重心低くして倒すパンチ打ってくる」「肝の座り方が違う」というふうに、所沢のタイソンが強いと思うポイントを解説していました。
所沢のタイソンは握力が弱い?
“3000戦無敗”といわれている所沢のタイソンは強いのか、本当は弱いのか。
もっと客観的に分かる指標が欲しいですよね。
以前、所沢のタイソンはYouTubeで握力を計測していましたが、体の大きさや“パワー”がストロングポイントだと謳っているわりには「あれ?」と思うような数字でした。
握力計測&りんご握り潰しチャレンジをする所沢のタイソン
ちょうど1年前。2022年夏ごろの所沢のタイソンの握力は75キロでした。
一般男性の平均が50キロくらいなので、それよりかはもちろん強いのですが、“喧嘩3000戦無敗”でひたすらパワー自慢をしている所沢のタイソンなら、100キロくらいないと辻褄が合いません。
握力75キロなら知り合いに一人はいるという感じです。
所沢のタイソンはパンチ力が弱い?
所沢のタイソンが以前パンチングマシーンを殴っている動画を上げていましたが、
自分よりも体が細い男性にパンチ力で負けていました。
もちろん、そこらの一般人よりかはパンチ力はあると思う。
しかし何度でも言うが、“喧嘩3000戦無敗”というキャッチコピーを受け入れ、「所沢のタイソン」を名乗っている男がこの数字でいいのか?
自分より体が細い人にパンチ力で負けてていいのか?という疑問がシンプルにあります。
所沢のタイソンがフライパン曲げに苦戦?
所沢のタイソンのYouTubeにはフライパン曲げをしている動画がありますが、結構苦戦しています。
もちろんフライパンを曲げれるだけで“怪力”と言っていいが、もっとスムーズに曲げれる人は普通にいます。
ちなみに、日本だとジャスティス岩倉という人が1分間に12枚のフライパンを曲げており、元世界記録です。
“喧嘩3000戦無敗”で怪力自慢で「所沢のタイソン」を名乗るわりには、ちょっと苦戦しすぎかなーと。
所沢のタイソンは格闘技経験ほぼゼロ
所沢のタイソンは格闘技経験があるのでしょうか。
格闘技経験がどれだけ豊富かが強さに直結することは言うまでもありませんね。
所沢のタイソンはほとんど格闘技経験がなく、昔ちょっとだけボクシングをやったことがある程度だと語っていました。
話し方から察するに、おそらく1年もやっておらず、1回ジムで体験したとかその程度だろう。
瓜田純士さんが言うには、不摂生していてトレーニングもしていないらしい。
ちなみに余談だが、所沢のタイソンは煙草を吸っているが、意外にも肉はあまり好きじゃなく野菜ばかり食べているとのこと。
【結論】所沢のタイソンは“評判よりは”弱い
所沢のタイソンは喧嘩が強いのは確かだが、ぶち上げてしまった評判よりかは弱い
というのが私的な結論です。
たしかに“怪力”ではあるが、そこまで驚くほどの怪力ではないし、重量級のボディビルダーの方が力を強いだろう。
パワーだけで喧嘩に勝てるのなら、所沢のタイソンよりボディビルダーの方が喧嘩が強いことになる。
所沢のタイソンはパンチばかりで蹴りは多分下手だろうし、寝技ありの総合ルールだとさらに弱くなるでしょう。
たしかに一般的な素人の基準値からすれば喧嘩は強いだろうが、
「3000戦無敗」「所沢のタイソン」などのキャッチコピーや二つ名はさすがに身の程に合ってないように感じられます。
【追記】所沢のタイソンが奥野卓志に惨敗
8月26日に行われたBreaking Down9にて行われた、所沢のタイソンvs奥野卓志の試合。
結果はなんと、奥野卓志がKO勝ちするという予想外の結果となりました…‼‼‼
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— BreakingDown / ブレイキングダウン (@breakingdown_jp) August 26, 2023
BreakingDown9
18試合目結果速報📣
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あなたの投票が勝敗を分ける。
🥊ヘビー級ワンマッチ120kg以下🥊
所沢のタイソン選手(@KuboHiroumi) ×
🆚
おくのたかし選手(@GobonotoJP) KO勝ち
▼PPVチケットの購入はこちらhttps://t.co/7T10B6MoI6 pic.twitter.com/U15ElBWUzG
しかも、試合展開がかなり衝撃的でした。
動画は載せられないのでテキストで解説していきます。
最初の30秒は奥野卓志が背中を向けて逃げ回り、所沢のタイソンが追いかけ回す展開でした。
実況も「前向いて闘ってほしいですね」「ここはブレキングダウンの世界」と苦言を呈すほどだった。
背中を向けて逃げ回る奥野卓志と追う所沢のタイソン
しかし30秒が経ったところで、奥野卓志も手を出し始める。
すると間もなく奥野卓志の反撃の右ストレート&左ストレートが連続して所沢のタイソンの顔面をとらえ、所沢のタイソンがフラフラと後退していく。
奥野のパンチが入り後退していく所沢のタイソン
その隙を見逃さなかった奥野卓志がパンチのラッシュを仕掛け、所沢のタイソンが背中を向けて金網にもたれかかり、残り20秒の時点でスタンディングダウンをとられる。
奥野卓志のラッシュに背中を向けて金網にもたれかかる所沢のタイソン
所沢のタイソンが完全に戦意喪失してしまったのを確認してレフェリーストップがかかり、試合が終了した。
この試合を見て、正直に思った私の感想はこうです…
「所沢のタイソン、めちゃくちゃ弱いやん…!!!!!」
彼に失礼なのは分かってる。しかしこれがストレートな私の感想でした。
奥野卓志は正直めちゃくちゃ弱かった。前半の30秒は何もせず背中を向けて逃げ回るだけだった。
その後反撃に出たが、誰がどう見ても素人のおじさんのパンチであり、“喧嘩3000戦無敗”と豪語する大男じゃなくてもおそらく奥野卓志には勝てるだろう。
そんな奥野卓志の「10秒間の反撃」であっさり負けてしまった…しかも最後は背中を向けて戦意喪失しレフェリーストップをかけられるという、なんとも情けないオチ。
見たところ骨折したわけでも、奥野の指が目に入ったわけでも、金的を入れられたわけでもない。
2~3発顔面を殴られて「痛かった」から戦意喪失してしまった。ファイターでも何でもない。
本当に3000戦したのだとすれば、2500回くらいは負けてるだろう。
ごめん、所沢のタイソン。これはお世辞にも「強い」とは言えない。
決定的に「弱い」ことが露呈してしまった。出場しない方が良かった試合でしょう。