現在にじさんじ所属のVTuber・剣持刀也さんが炎上しています。
それは配信で何気なく発言したことがきっかけでした。
剣持刀也さんはなぜ炎上してしまったのでしょうか?今回はその炎上理由について詳しくお伝えしていきます!
剣持刀也の炎上理由
剣持刀也さんが炎上した理由は、
同じく『にじさんじ』所属の卯月コウさんや月ノ美兎さんがADHDであることを指摘した発言のなかで、『HDMI』というADHDを揶揄するようなネットスラングを用いたからです。
この炎上発言は、8月23日夜の自身の誕生日生配信でされたことです。(※剣持刀也の誕生日は8月22日)
実際の動画がこちら↓
剣持刀也が炎上した“HDMI”発言(※該当部分からスタート)
この生配信のなかで「HDMI」という単語は3回出てきました。
しかも1回目の「HDMI」という発言をしたとき、少し躊躇ったのか間を空けて発言しており、その後一人で笑っています。
当事者たちの関係性のなかでは許される発言なのかもしれませんが、
全く知らない第三者が客観的に見ると卯月コウさんや月ノ美兎さんのことを嘲笑しているようにも捉えかねません。
HDMIとはADHDの人を揶揄するスラング
剣持刀也さんが度々口にした「HDMI」とは何ぞや?何がそんなに悪いのか?と思う方に解説しますと、
HDMIというのは2018年5月ごろに生まれたADHDの人を揶揄するネットスラングであり、特定の人に向けて発言するのはとても失礼なことだからです。
発端となったのはこのツイートです↓
一般の人の何気ないツイートだが、10万いいね!&5万リツイートの反響を得ています。
ちなみにもうこのツイートは削除されています。
このツイ主の同僚が『ADHD』を『HDMI』と言い間違えて発言していたという天然エピソードであり、
リプ欄では…
不謹慎かもだけどこの言い間違えは面白いw
たしかにHDMIなら仕方ないですね
おれはHTMLかもしれない
デジタル出力万歳
こんな感じで笑いにつつまれていて、大喜利をかぶせ合うなど大変盛り上がっていました。
このときはツイ主の同僚の言い間違えを“優しい笑い”で包んで終わったのですが、
あまりにもバズったためにADHDのことをHDMIと言い換えて発言する人が増え、
徐々にADHDの人のことを揶揄するようなスラングに変わっていったのです。
剣持刀也さんは『HDMI』という発言をしてしまったのもそうですが、
炎上した本質的な理由は「ADHDという本人にとっては非常にセンシティブな問題かつマイノリティな属性について、大勢の視聴者がいるなかで指摘したから」だと私は考えています。
それに加えてADHDを揶揄するようなスラングを用いたことや、
本人が反論できない単独の生配信で決めつけるように言ったことから、さらに炎上が大きくなったというわけです。
剣持刀也は謝罪せず、特定単語をミュート!?
剣持刀也さんの「HDMI」発言はSNSで大炎上し、ネットニュースにもなったが、本人や運営は謝罪しておらず何事もなかったかのようにTwitter(X)を更新し続けています。
《今日は24時くらいから #咎人コラボ があります》
— 剣持刀也⚔にじさんじ (@rei_Toya_rei) August 28, 2023
えっ!!!!???
今日は24時くらいから咎人コラボがあるの!!!!!!!!????
ウワァアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!
ヤッタァアアアアアアアアアアアア!!!!!!
いやぁあああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!
近年の傾向で言えば、不適切な言動で炎上してしまったとき、謝罪してしばらくSNSの発信を慎むのがあるべき対応ですが、その様子は全くありません。
しかも、
剣持刀也さんはおそらく『ADHD』『HDMI』などの特定のフレーズをミュートにしているという指摘もあります。
剣持さん、問題ないならなぜHDMIミュートしてるんです?炎上もミュートワードですよね。把握しているのに謝罪も釈明も、勝手にパーソナルな情報を喋ったりHDMIアピールなど他者の特性を揶揄してはいけないという注意喚起すらする気がないんですね。ANYCOLOR社は一連の発言を容認・黙認してるんですね。
— ロ(ト)ム (@40zM7XRa2Yooca1) August 27, 2023
この件 謝罪せずに、炎上が収まるまで放置する方向になったようですわ…
— 百合藤サヤカ⚜️💐 (@yurifujisayaka) August 27, 2023
(ADHDとHDMI、被害に遭われた方のお名前、障害、差別、謝罪などのワードをミュート設定して配信したようです…)
人権についての討論よりも、当事者の『特に気にしなかった』が持ち上げられて、マイノリティには地獄絵図ですわ https://t.co/9SqhcuzhmN
YouTubeのチャット・コメント欄には特定のワードが流れないようにする設定ができ、配信者が承認しなければそのワードが含むコメントはチャット欄に流れなくなります。
8月27日の生配信では、荒れることが最初から分かっていたためか、『ADHD』や『HDMI』などの単語をNGワードとしていたとのことだ。
まぁ実際本当にミュートにしていたかどうかは本人にしか分からないことだが、不自然にそういった単語がチャット欄になかったり、そういった単語を含めてコメントを投稿したのに流れなかったことからミュートにしていることがバレたのでしょう。
剣持刀也の炎上発言についてSNSの反応は
剣持刀也さんの炎上発言について、「一部の人が批判しているだけで、対して炎上していないんじゃないの?」と思う方もいるかもしれません。
しかしTwitter(X)では剣持刀也さんを擁護する声はほとんどありません。
こちらのグラフは、24時間以内に『剣持』というワードを含むツイートが2,800件以上あったことを表すものだが、およそ6割がネガティブな意見となっている。
そもそも1日で3000件近くのツイートをされていることが、この件の反響の大きさを物語っている。
さらに、『剣持』と『ADHD』の2語を含むツイートは1週間で600件以上あったが、なんと94%がネガティブものだというデータが出ています。
今これだけホットな炎上案件は、日本中を見てもなかなかありません。
今後剣持刀也さんが謝罪や説明をする機会はあるのか。見守っていきたいと思います。