8月29日に再発防止特別チームがジュリーさんに対し「辞任して同族経営を終わらせるべき」という提言したことを受け、
ジャニーズ事務所は9月7日に記者会見を開く予定で、藤島ジュリー景子社長はそこで辞任を正式に発表する可能性が高いと言われています。
しかし、
たとえ本当にジュリー社長が辞任したとしても、現在ジャニーズの株は100%ジュリー社長が保有しているため、実質的には変わらないのではないかという懸念点が挙げられています。
なのでジュリーさんは株をどうするのか?というのはとても気になるポイントではありますよね。
今回はジュリーさんが株をどうするのかについて情報や考察した情報をまとめました!
ジュリー社長が株を100%保有している
上述したように、2023年9月現在、藤島ジュリー景子社長がジャニーズ事務所の株を100%保有しています。
周知のとおり、ジャニーズ事務所は創業者である故・ジャニー喜多川氏から始まる同族経営であり、
ジャニーズの株はほとんど同族の間で分け合う形で保有していました。
少々古い資料ですが、平成18(2006)年6月時点での主要株主と株式保有率について以下の情報があります。
引用:相続税なんでも解決できるもん
株主 株式保有率 ジャニー喜多川 (喜多川擴) 60% メリー喜多川 (藤島メリー泰子) 10% 藤島ジュリー景子 10% 伊豆喜久江 10%
上記引用は、2006年時点でのジャニーズ事務所の株保有率を表したもので、
ジャニーさんが過半数を持っているが、あとは分け合ていますね。
伊豆喜久江さんという方は、ジャニーズの元取締役であり、ジャニーズの関連企業である有限会社ジェイステーションの元代表取締役社長です。
ジャニー喜多川氏が亡くなった2019年時点では、メリーさんとジュリーさんで50%ずつ株を分け合っていました。
メリーさんはジャニーズ事務所の名誉会長であり肩書ではトップでしたが、
ジュリーさんときっちり50%ずつ株を分け合ってたため、経営権も半々という感じでした。
そして2021年8月にメリーさんが逝去されたことで、まるまる100%の株をジュリー社長が保有することになったのです。
「ジュリー社長が辞任しても影響力は残る」懸念点
つまり今はジュリーさんがジャニーズ事務所の社長兼オーナーということであり、完全な独裁状態であるということです。
そして社長を辞任したとしたも株を100%保有したままなら実質的な経営権はジュリーさんにあるため、何も変わらないということになる。
それでは「同族経営」という本質的な問題が解決したとは言えないので、
ジュリーさんが少なくとも51%以上の株を手放すことが求められます。
ジュリー社長は株をどうする?
ジュリーさんは社長を辞任した後、100%保有している株をどうするのでしょうか。
考えられる可能性としては3つあります。
- そのまま100%、あるいは50%以上保有し続ける
- 50%以上の株を売却して会社の所有権&実質的な経営権を手放す
- 娘に50%以上の株を譲渡して実質的な“同族経営”を続ける
持ち続けるか、売るか、娘に譲るかの3択ということですね!
一つずつ詳しく見ていきましょう!
保有し続ける
まずは、ジュリーさんが社長を退任したあとも株を保有し続けるパターンですね!
現在は100%の株を保有していますが、50%以上の株を手放して株保有率を50%以下にしなければ、ジャニーズ事務所のオーナー兼実質的な経営者であることには変わりありません。
なので最悪なパターンの一つと言っても過言ではありません。
仮に手放すとしてもパーセンテージはとても重要であり、
100%全てきれいに手放すのか、ギリギリのラインである50%を保持する(50%しか手放さない)のかで意味合いが変わってきます。
株保有率というのは会社での発言力になりますので、株保有率が高ければ高いほどジュリーさんの影響力がジャニーズ事務所に残ることになります。
100%手放すのが厳しいとしても、少なくとも株保有率を10%未満にはしてほしいところです!
売却する
2つ目のパターンは、50%以上の株を売却して所有権&経営権を手放すことです。
同族経営を終わらせるためには、社長を辞めるだけじゃなく、これが必須となります。
上述のようにギリギリの数字である50%しか売らないのか、あるいは100%全て売るのかは、ジュリー社長の性加害問題に対する気持ちの表れだと捉えてもいい。
この数字が高ければ高いほど、まだジャニーズ事務所での影響力を持ちたい(お金がほしい)と解釈できますし、綺麗に100%株を売ればジャニーズ事務所を抜本的に改革したいという強い気持ちの表れなのだと解釈できます。
株を売却したお金で賠償金の補填をする?
『ジャニーズ事務所の性被害者に対する賠償金の総額』についてはこちらの記事で詳しく書いていますが、
10億円~100億円を超える可能性まで指摘されています。
仮に100億円もすれば、さすがのジャニーズ事務所といえど蓄えから出すのは厳しいかもしれません。
払えたとしても、法人税などの巨額の税金が払えなくなり倒産の危機に見舞われる可能性があります。
もし内部留保や不動産などの資産から払えて、かつ税金も払えたとしても、ジャニーさん一個人の不祥事で会社が傾くほどの出費をさせるのはいかがなものか?という個人的な意見もある。
ジュリー社長が保有している株は元々ジャニーさんが持っていた株…ということもあるので、株を売却したお金で性被害者への賠償金を払っていくのが筋ではないでしょうか。
娘に譲渡する
ジュリー社長が保有している株を、娘である藤島サラさんに譲渡する可能性も十分あると考えています。
【ジュリーさんの娘・藤島サラの年齢や顔画像、推しなどの詳細】はこちらで徹底的にお伝えしています!
ジャニーズは代々、同族が株を引き継いできた。
その流れを踏襲するのであれば、ジュリー社長が娘に株を譲渡する可能性も十分に考えられます。
ジュリー娘はまだ大学1年生で経営能力はないので、さすがに100%の株をすべて娘に持たせることはないと願いたい。
しかし数%くらいであれば娘がお金に困らないようにと持たせる可能性はありそうですよね。
ちなみに、2023年9月現在株価はおよそ500円で、およそ2800万株ほど発行されていて、その100%をジュリー社長が保有しているため、ジュリー社長はジャニーズの株だけで140億円の資産があるわけですが、
たった10%の株を譲渡しただけで大学1年生の娘は14億円もの資産を手にすることになります。1%でも1.4億円です。
ただ、
もし娘に50%以上の株を持たせることがあれば、事実上娘がジャニーズ事務所の所有者&経営者ということになるので、同族経営と何ら変わりありません。
なので、娘に50%以上の株を持たせることは最悪なパターンの2つ目だと言えます。
ジュリーさんの株の行方【結論】
ここまで3つの可能性について説明してきましたが、結局ジュリー社長は株をどうするつもりなのか?
結論をお伝えしますと、
- 少なくとも50%以上の株を手放して実権から外れるのは間違いない
- 全ての株を売却する可能性は50%以上
- 娘が10%以下の株を譲渡される可能性は50%以上
あくまでも予想ですが、こんな感じです。
数十億円規模の性被害者への賠償金発生が想定されるので、少なくともその分の株は売却して補填するでしょう。
ただ、
ジュリー社長がどれだけ株の売却を試みようとも、買い手が現れず売却に難航する可能性は十分にあります。
ジャニーズ事務所の株価は下がり続けている一方なので、今現時点で株の購入に名乗り出る人なんているのか…
「下がり尽くした」かつ「上向きになる兆しが見えた」タイミングで購入しようとする人は現れると思いますが、
果たしてジュリー社長の株の行方はどうなるのか。
新しい情報がありましたら更新していきます!