無能② 聞くだけ(もはや聞いてない)
岸田文雄は総裁選のときから自身の長所として「聞く力」をアピールしていました。
世間の声や意見をメモしているという『岸田ノート』も話題になりましたし、
国会では低姿勢で野党の声に耳を傾け、
丁寧に答弁しているところも印象的です。
しかし1年経って分かったことは・・・
- 聞く姿勢は立派だが「受け身」になりすぎている
- 「聞くだけ」で取り入れたり修正することはない
- むしろ「聞いてない」説まで浮上している
ということ。
聞く姿勢や低姿勢での答弁はすごくイメージできるのですが、
実際に民意が政治に反映されていることがあまりない。
「聞いてない」のか
「聞くだけで取り入れる気がない」のか
「聞いたけど取り入れる能力がない」のか。
いずれにせよ、『聞く力!』と大々的にブチ上げたのに反映されていないことが
「無能さ」を感じさせてしまっているのかもしれません。
無能③ 決断力ゼロの検討士
「無策」「何もしない」「聞くだけ(聞いてない)」に似ているポイントではありますが、
「検討します」ばかりで決断力が全くないところが、
国のリーダーとしてはかなり“無能”なように映ってしまいます。
歴代総理に比べて明らかに「検討」という言葉を使う頻度が多い。
検討しまくって実際には「無策」「何もしない」というギャップをかましているので、
リーダーとしては“無能”に映ってしまってもおかしくはない。
日の丸に岸田文雄が描かれた『検討使』Tシャツが売られていて、完全にネタにされてますねw
「遣唐使」になぞらえて『検討使』と言われてたり、
「検討する人」という意味で『検討士』と言われたり、
メディアからは『ミスター検討中』と呼ばれてます。
決断が遅すぎる
とはいえ「決断したこと」もいろいろあるのですが、
「決める」のも「実行する」のもとにかく遅いという批判もあります。
辛坊治郎氏は、岸田内閣のコロナ対策・規制緩和について「何やるにしても遅い」と批判。
大阪市長の松井一郎氏も、国会での国葬説明について「判断が遅い」と批判しました。
すべてにおいて後手後手に回っていて、判断も対応も『遅い』のは、
リーダーとしてはやはり“無能”だと言わざるを得ません。
無能④ 経済政策(新しい資本主義)
岸田文雄が総理就任からずっと提唱し続けている『新しい資本主義』という経済政策について。
「分配なくして成長なし」というのが岸田文雄の経済に対する根本的な考え方であり、
富裕層が庶民へ富を分配・還元していくことでボトムアップ的な経済成長を期待するものです。
庶民にとっては耳障りが良い経済政策ですよね。
国民の95%以上が年収1000万円以下の“庶民”なので、高い支持率を得やすそうです。
ところが、投資家や経営者などのビジネスの知見が高い人だったり、経済というものの全体像を見れる人にとっては、
この富裕層が庶民に分配して経済成長を促すという『新しい資本主義』というものが、いかに危険な経済政策なのか。。
資本主義から『社会主義』的な国家に近づくこと。
投資家が日本へ投資ししなくなること。
日本で実業を始める人が減ることなど…。
こんなことになれば成長どころか衰退し、経済的に滅びかねません。
こんな経済政策をドヤ顔で宣言できてしまう岸田文雄はまさに経済オンチであり、“無能”にしか見えないのです。
ビジネス界の著名人たちが猛バッシング
2チャンネル創業者のひろゆき氏も「中身が何もない」「悪いのは岸田さん」とストレートに批判しています。
また実業家の堀江貴文さんも、『新しい資本主義』により分厚い中間層(年収400万~1000万円の世帯)を大量に生み出すことに疑問視。
今の中間層が収入面だけじゃなくトータル的に全然幸せそうではないにも関わらず、
お金(収入)だけに目を向けて「とにかく中間層を多く作り出そう!」と躍起になっている感じが受け入れられないのだと。
『新しい資本主義』を撤回!?
そういった経済界の著名人たちからの猛バッシングを受けて、
就任から半年が経った2022年4月には当初と180度真逆なことを言い始めました。
結局「富裕層が分配する」という部分が無くなり、
アベノミクスと似たり寄ったりの成長戦略に成り代わっています。
批判の声を受け止め軌道修正をしたのは、さすが「聞く力」を誇示するだけはあります。
しかし、部分的な撤回からはじまり、主張がどんどん曖昧になり、やがて「最初に言ってたことと全然ちゃうやんwww」状態に。
言ってることが二転三転したり、自身無さげで主張が曖昧な様は、国のリーダーとしては“無能”なように見えて仕方がありませんね。