3月4日にR-1グランプリの決勝が行われ、田津原理音さんが第21代王者に輝きました!
29歳、芸歴10年目、R-1には11回目の出場で見事栄冠を手にしました!
…ところが、放送後からネットは大荒れ。
なんと今年のR-1グランプリ2023は、ヤラセの不正が起きていたのではないかという疑惑が浮上しているのです。
どういうことなのか詳しく見ていきましょう!
R-1グランプリ2023はヤラセ?不正の画像
なぜ今年のR-1グランプリが『ヤラセ』『不正』『出来レース』と言われてしまっているのか。
それはこちらの動画を見ればすぐに納得できると思います。
トップバッター・Yes!アキトさんの点数が表示される前に、
まだネタを披露していない田津原理音さんの【470点】という点数が一瞬だけ表示されました。
ただのモニターの不具合ではないのか?
そう思われましたが、最終的に田津原理音さんが【470点】を獲得して優勝しました。
これは偶然なのでしょうか?
ヤラセ・不正疑惑が浮上してネットが荒れるのは当然です。
田津原理音の優勝は最初から決まってたのか
運営や審査員の間で最初から出演者の点数が決まっていて、
田津原理音さんが470点で優勝することも決まっていたのではないか?
R-1グランプリ2023年はそういうヤラセで行われた出来レースではないのか。
そう言いたくなりますよね。
歴代優勝者・司会・審査員の大半が吉本芸人
R-1グランプリは吉本興業が主催し、関西テレビが映像制作を担っている賞レースです。
芸人はどの事務所からも出演できるのですが、
この大会においてどうしても不自然な点が。
それは、
- 歴代優勝者のほとんどが吉本興業の芸人
- 司会は絶対に吉本興業の芸人
- 審査員のほとんどが吉本興業の芸人
という、徹底した"吉本固め”であることです。
以下、R-1グランプリの歴代優勝者です。
特に所属事務所のところに注目してください!
回 | 大会期間 | 決勝戦放送日 | 優勝者[注釈 15] | 決勝進出回数 | 所属事務所(当時) | エントリー数 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2002年6月18日 - 2002年10月6日 | 2002年10月14日 | だいたひかる | - | 無所属(フリー)[注釈 16] | 351名 |
2 | 2003年12月11日 - 2004年3月6日 | 2004年3月14日 | 浅越ゴエ | 2年連続 | 吉本興業 大阪 | 609名 |
3 | 2004年12月1日 - 2005年2月19日 | 2005年2月20日 | ほっしゃん。 | 初出場 | 吉本興業 東京 | 1239名 |
4 | 2005年12月1日 - 2006年2月18日 | 2006年2月19日 | 博多華丸 | 初出場 | 吉本興業 東京 | 1761名 |
5 | 2007年1月6日 - 2007年2月18日 | 大会最終日 | なだぎ武 | 初出場 | 吉本興業 大阪 | 2183名 |
6 | 2008年1月5日 - 2008年2月17日 | なだぎ武 | 2年連続2回目 | よしもとCA 大阪 | 2731名 | |
7 | 2008年12月25日 - 2009年2月17日 | 中山功太 | 2年連続4回目 | よしもとCA 大阪 | 3400名 | |
8 | 2009年12月25日 - 2010年2月23日 | あべこうじ | 3年連続6回目 | よしもとCA 東京 | 3539名 | |
9 | 2010年12月17日 - 2011年2月11日 | 佐久間一行 | 初出場 | よしもとCA 東京 | 3572名 | |
10 | 2011年12月30日 - 2012年3月20日 | COWCOW 多田 | 初出場 | よしもとCA 東京 | 3612名 | |
11 | 2012年12月24日 - 2013年2月12日 | 三浦マイルド | 初出場 | よしもとCA 大阪 | 3684名 | |
12 | 2013年12月24日 - 2014年3月4日 | やまもとまさみ | 7年ぶり2回目 | 佐藤企画 | 3715名 | |
13 | 2014年12月24日 - 2015年2月10日 | じゅんいちダビッドソン | 2年連続2回目 | アミー・パーク[注釈 17] | 3751名 | |
14 | 2016年1月4日 - 2016年3月6日 | ハリウッドザコシショウ | 初出場 | SMA | 3786名 | |
15 | 2016年12月27日 - 2017年2月28日 | アキラ100% | 初出場 | SMA | 3792名 | |
16 | 2017年12月26日 - 2018年3月6日 | 濱田祐太郎 | 初出場 | よしもとCA 大阪 | 3795名 | |
17 | 2018年12月29日 - 2019年3月10日 | 霜降り明星 粗品 | 2年連続2回目 | よしもとCA 大阪 | 2542名 | |
18 | 2019年11月28日 - 2020年3月8日 | マヂカルラブリー 野田クリスタル | 初出場 | 吉本興業 東京 | 2532名 | |
19 | 2020年12月27日 - 2021年3月7日 | ゆりやんレトリィバァ | 3年ぶり5回目 | 吉本興業 東京 | 2746名 | |
20 | 2021年12月26日 - 2022年3月6日 | お見送り芸人しんいち | 初出場 | グレープカンパニー | 3199名 | |
21 | 2022年12月26日 - 2023年3月4日 | 田津原理音 | 初出場 | 吉本興業 大阪 | 3537名 |
歴代優勝者21名中、吉本興業所属の芸人はなんと15名。
だいたひかるさんと、ハリウッドザコシショウも元は吉本興業の芸人なので、
この2名も含めると21名/17名が吉本興業の芸人ということになります。
歴代の司会者は『雨上がり決死隊』と『霜降り明星』で、両組とも吉本興業所属。
審査員は毎年5~8名いますが、
半数以上が吉本興業所属の芸人が務めています。
2023年のR-1では、
陣内智則(吉本)、小藪千豊(吉本)、バカリズム(マセキ)、野田クリスタル(吉本)、ハリウッドザコシショウ(SMA/元吉本)
この5名が審査員を務めており、
5名中3名が吉本興業所属で、元吉本のザコシ含めれば4名になります。
毎年これくらいの比率で、審査員は吉本所属の芸人が務めています。
この徹底した“吉本固め”のなかで、今年も吉本所属の田津原理音さんが優勝しました。
芸人の人口は吉本興業が多くの割合を占めているとはいえ、
ちょっと出来すぎじゃないか?と思う気持ちは理解できます。
【結論】R-1グランプリ2023はヤラセじゃない?
これまでの流れをひっくり返してしまう感じにはなりますが、
結論としてはR-1グランプリ2023はヤラセじゃなかったと私は考えています。
その理由は、
- 小藪千豊やバカリズムがヤラセに応じるとは思えない
- R-1優勝経験があるハリウッドザコシショウや野田クリスタルがヤラセに応じるはずがない
- 過去にはヒロミや関根勤、秋元康も審査員をやっているが、彼らもヤラセに応じるとは思えない
からです。
もし「田津原理音を優勝させる」というヤラセをしようと思ったら、
審査員の点数をコントロールしなければならず、必ず彼らを説得しないといけないが、
どう考えてもヤラセに応じそうな面々ではありませんよね。
また、この日の点数の誤表示は他にもあって、
451点のはずのラパルフェ・都留さんの点数が【450点】と誤表示されることがりました。
これはおそらくスタッフの手入力ミスと思われるので、ヤラセを疑われるポイントではないと思います。
こんな感じで、
トップバッター・Yes!アキトさんの点数表示で、出番前の田津原理音さんの470点が表示されたのは、何らかの不具合かスタッフの人為的なミスであり、ヤラセではないと思われます。