今回は、佐久本和夢お兄さんが通っている大学はどこかについてや、大学ではどのような活動をしているのかなどの情報をまとめています。
2023年4月3日から13代目体操のお兄さんに就任する佐久本和夢さん。
現役大学生ながらNHKの体操のお兄さんに就任するのはすごいことです。
佐久本和夢お兄さんが通っている大学は公表されていませんが、いろいろと情報は出てきているので、今回はそのあたりについて詳しくまとめていきます!
佐久本和夢の大学はどこ?
佐久本和夢お兄さん
佐久本和夢お兄さんは、現在青森大学に在学しています。
2001年5月27日生まれの22歳で浪人や留年はしておらず、
2023年4月から晴れて大学4年生になりました。
なので今後1年間は『大学生』と『体操のお兄さん』の二刀流ということになります!
千葉県君津市から青森県へ
佐久本和夢お兄さんが青森大学へ進学するまでをざっくり紹介します。
出身は千葉県君津市で、2人兄弟の弟として生まれました。
ちなみに兄は佐久本歩夢さんで、現在26歳で芸能活動をしています。
兄の影響で3歳から新体操競技をやっており、
中学までは地元・君津市のクラブで新体操に打ち込んでいました。
小学生のときから全国大会に出場するほどの実力で、
2016年(中学3年生)のときに全日本ジュニアの個人で優勝しました。
同年代で日本一になった佐久本和夢お兄さんは、名門・青森山田高校に進学し、そこでさらに新体操競技の実力を高めます。
佐久本和夢お兄さんが青森県に来たのは高校から、ということになります。
青森山田高校時代に個人と団体で計4回日本一のタイトルを手にします。
- 高校選抜大会 優勝(個人)【2017年/高校1年】
- 全国高校総体 優勝(団体)【2018年/高校2年】
- 全日本ユース選手権 優勝(団体)【2018年/高校3年】
- 全日本ユース選手権 優勝(団体)【2019年/高校3年】
兄弟での実演動画(佐久本和夢は当時高校3年生)
すさまじい成績ですね。
佐久本和夢お兄さんは高校時代、日本一の新体操選手だったのです!
そして、その実績を引っさげて名門・青森大学に進学しました。
佐久本和夢は青森大学で何をしている?
ただ、驚くべきことに佐久本和夢お兄さんは青森大学の体操部には入部しませんでした。
決して競技を引退したわけではなく、大学生日本一を目指していましたが、そのプロセスが違いました。
青森大学の新体操部は、全日本インカレで団体21連覇という偉業を成し遂げており、「新体操といえば青森大学」と言われるほどの名門中の名門です。
しかし佐久本和夢お兄さんはそこに入らず、
自ら新体操クラブ『BLUEアスリート』を設立し、経営しながら競技者として日本一を目指しました。
日本一を目指すには遠回りのように思えますが、
佐久本和夢お兄さんが自ら新体操クラブを立ち上げたのには「新体操をもっと普及したい」という思いがありました。
青森大学は男子新体操の超強豪チームで、全日本選手権では20連覇するほどの実績を持っています。部活動に入ってトレーニングを重ねれば、目標である「日本一」にも手が届く未来も想像できます。でも、僕は入部を選びませんでした。理由は、「競技の普及活動」でした。
大学の部活動に入ると僕がやりたかった競技の普及活動ができなくなります。例えば子どもたちへの指導やイベントなど。そうした活動を主体的に行いながら、日本一を目指す環境でプレーすることが僕にとって必要なことでした。色んなことを考えた結果、僕は高校の同級生と2人でクラブチームの立ち上げに踏み切ったんです。
引用:note
自分の競技力を高めることだけではなく、新体操界へ還元することもすでに強く意識していたようで、それが『BLUE アスリート』設立につながったというわけです。とても素晴らしいですね!
こちらは、2021年に『BLUEアスリート』から社会人選手権へ出場した佐久本和夢さんの実演映像です。
青森大学に進学してすぐに『BLUEアスリート』を立ち上げており、学生起業家として、そして新体操プレイヤーとして活動していた佐久本和夢お兄さんでした。
体操のお兄さんに就任し競技引退
しかし、2023年2月に福尾誠(まことお兄さん)が卒業を発表し、その跡を継ぐかたちで佐久本和夢さんが13代目体操のお兄さんに就任することが発表されました。
佐久本和夢さんはオーディションを受けていたときの心情として、「合格したら新体操競技を引退する」と考えていたそうです。
新体操を普及することや、自身が日本一のプレイヤーになることとは全く違う道のように思えますが、『体操のお兄さん』は幼少期からあこがれていた夢の一つだったという。
「小さいころから、体操のお兄さんは、憧れの夢の1つでした。5歳上の兄と一緒に見ていたので、とてもうれしく思います。テレビの前の子どもたち、親御さんたちにたくさんの笑顔と元気を与える存在になりたい」と抱負を語った。昨年、同番組のオーディションに合格したことから、現役の引退を決めたという。
出典:日刊スポーツ
そりゃ、NHKの『体操のお兄さん』なんていう大役が決まれば、方向転換してでもそっちに進みますよね。。
まだ22歳で青森大学4年生の佐久本和夢さんですが、人生のスピード感や密度が常人とは全然ちがいますね!