元俳優・モノマネタレントの清水良太郎さんが、まさかブレイキングダウンに参戦して話題になっていますね!
一時は芸能界を去ったものの、現在は路上ライブやYouTubeなどでモノマネ活動を再開しています。
清水良太郎さんは2017年10月に覚醒剤取締法違反の罪で逮捕され、芸能界を引退することになりました。
父でモノマネタレントの清水アキラさんの涙の謝罪会見が印象的でしたが、あのとき一体何があったのでしょうか?
今回は、清水良太郎さんが覚醒剤で逮捕された件について情報を整理しました!
清水良太郎に何があった?芸能界を引退した理由とは
清水アキラと三男・清水良太郎
年齢:34歳(1988年8月15日生まれ)
出身:東京都
職業:元俳優・モノマネタレント
活動:2006年~2017年10月
所属:プロダクション尾木→清水エイジェンシー(2017年10月退所)
家族:清水アキラの息子(三男)、既婚、7歳の娘がいる
父はモノマネ界の大御所である清水アキラ氏(68)で、清水良太郎さんは三男です。
長男はパイロットで次男は芸能事務所の社長、そして三男・良太郎さんも俳優/モノマネタレントとして売れていたので、成功者一家でした。
じっくり聞いタロウ
— みゅーたろ。 (@Y__0414) November 3, 2016
清水良太郎−ジャニーズものまね
亀ちゃんのものまね‥笑 pic.twitter.com/Ng43FLEU9h
秋川雅史さんや市原隼人さん、長渕剛さん、玉置浩二さん、井上陽水さんなどおよそ40個ものモノマネレパートリーがあります。
俳優としてはテレビ・映画・舞台をバランスよく出演されていました。
主演ではありませんが『ごくせん』(2008年)や、朝ドラ『あまちゃん』(2013年)にも出演されています。
また、過去には深田恭子さんや観月ありささんといった大女優と浮名を流し、熱愛で世間をお騒がせすることもありました。
芸能界ではそれなりに「成功」していた清水良太郎さんが、なぜ引退することになってしまったのか。
それは、
- 闇カジノ店を出入りした疑惑が報じられた(2017年2月)
- 覚醒剤の使用がバレて逮捕された(2017年10月)
この2つのスキャンダルが原因でした。
清水良太郎は覚醒剤の前に『闇カジノ』で干された
清水良太郎さんは覚醒剤で逮捕された件が世間で大きく騒がれましたが、
実はその前に闇カジノ店に出入りしていた疑惑がフライデーに報じられていました。
「ものまね四天王」として知られる清水アキラ(62)の三男でタレントの清水良太郎(28)と俳優の遠藤要(33)が、10日発売の写真誌「フライデー」で闇カジノでの違法賭博疑惑を報じられた。
双方ともに闇カジノへの出入りを認めつつも、違法賭博の認識はなかったと主張。そのうえで、結果的に闇カジノに出入りしたとして遠藤の所属事務所は謹慎処分を発表し、清水の所属事務所は「今後、このような事が二度と起こることのないように、反省し話し合いも重ねていきたい」と謝罪した。
引用:東スポ
前年にバトミントンの桃田賢斗選手の闇カジノが大問題になったこともあり、このときもそれなりに世間を騒がせてはいました。
しかし、このとき2人は「店を出入りした」ことは認めつつも「賭博はしてない」と主張。
このように賭けているところもバッチリと撮影されているし、普通に考えて「そんなわけあるかw」な苦しすぎる言い訳ですよね。
実際にこのとき一晩で100万円賭けてスッていたと別の週刊誌が報じていました。
結局清水良太郎さんは予定していたミュージカルや、テレビのレギュラー番組をすべて降板したほか、イベントなどもすべてキャンセルとなり、’17年3月~6月までの3カ月間芸能活動を自粛しました。
これでも当時は「処分が甘すぎる」という世間の批判もあったのですが、ここまで制裁を受ければ普通は懲りて反省するはず。
ところが6月に復帰してわずか4カ月後に、芸能界引退の決定的な引き金を引いてしまいました。
清水良太郎が覚醒剤で逮捕!デリヘル嬢に口移しで…
2017年10月11日、清水良太郎さんが覚醒剤取締法違反の容疑で逮捕されたという衝撃的なニュースが流れました。
池袋のラブホテルで、初対面のデリヘル嬢に気化した覚醒剤を口移しで吸わせたのだという。
被害に遭った30代のデリヘル嬢が警察に通報し、現場で清水良太郎さんの尿検査を行ったところ、陽性反応が出たため逮捕されました。
最初に覚醒剤に手を出したのは、逮捕される5カ月前の2017年5月ごろ。
まだ闇カジノの件で謹慎しているときであり、反省してないことや自分への甘さが露呈したかたちでもありました。
「反省していない」といえば、のちに父・清水アキラさんが「ファンクラブのコンサートで紙(歌詞)を見ながら歌っているのを見たとき、(闇カジノの件を)反省していないんだなと思った」と語っていました。
さらに、覚醒剤で逮捕されたラブホテルは例の闇カジノ店の目と鼻の先だという…
清水良太郎さんはこのときも最初容疑を否定して逃げようとしましたが、すぐに供述を変えて認め、最終的に懲役1年6カ月・執行猶予3年の有罪判決が下されました。
清水良太郎さんは、覚醒剤を使用し始めた理由をこのように語っています。
当時、音楽活動のため曲作りをしていたという同被告は「最初は軽い気持ちで使ったが、入手先の知人から『作詞や作曲をする上ではかどる』と聞いて」から1カ月に7回ほどのペースで吸引したと説明。「スポーツで汗をかけば(覚醒剤は)抜ける」との認識で使用を続け、作詞や作曲は「実際は、はかどらなかった」と振り返った。
引用:産経新聞
このとき清水良太郎さんは、家族経営の事務所『清水エイジェンシー』に所属していましたが、覚醒剤で逮捕された件を受けて解雇され、芸能界引退となりました。
父・清水アキラの涙の謝罪【動画】
清水良太郎さんが覚醒剤で逮捕された件で話題になったのは、父・清水アキラさんの謝罪会見ですね。
号泣しながら「本当にバカ野郎」と叱責する姿はとても印象的でした。
清水アキラさんの謝罪会見のフル動画はこちらです↓
「バカ野郎って突き放したいけど、家族ですから。家族の中でみんな一生懸命やってるんですけど、そういうヤツもいるっていうことでは…でも家族なんですよね」
「私の育て方がね、ダメだったんだと思います」
これらの言葉が特に印象的でした。
また、逮捕された数日後に面会した時、「来月1歳になる娘の誕生日を祝いたいから、保釈金を払ってほしい」と懇願した清水良太郎さんに対し「祝ってやれないのは誰のせいだ」と叱責し、反省させるためにあえて保釈金を払いませんでした。
さらにその面会で泣き崩れる父・アキラを見て清水良太郎さんは猛省したという。
清水アキラの育て方が間違っていた?
俳優として、モノマネタレントとして上手くやっていたはずの清水良太郎さんは、なぜ闇カジノや覚醒剤に手を出してしまったのか。
二世タレントのスキャンダルが出ると親の「育て方」が着目されますし、実際清水アキラさんの育て方を批判的に書いた記事もあります。
故郷の長野県に息子3人のために1億円豪邸を3軒建てたり、闇カジノの件が報じられると知った際にはフライデーに直接電話して「息子は悪くない」と言っていたことから、そういった親バカな部分が清水良太郎さんの“甘え”を形成したのではないかと。
謝罪会見では、何かあればひっぱたくなどの他の家庭よりも厳しい躾をしていて、そういった教育が裏目に出てしまったのではないかと悔やむ様子もありました。
ただ、長男はパイロットとして、次男は事務所『清水エイジェンシー』の社長として成功を収めていて、今も道を踏み外すことなく生きています。
清水良太郎さんが道を踏み外したのは芸能界入りしてそれなりに経っているときだったので、清水アキラさんの教育法に原因があったようには思えませんが…
まとめ
清水良太郎さんは2017年2月に闇カジノのスキャンダルが報じられて謹慎し、同年6月に復帰するも10月に覚醒剤取締法違反で逮捕されました。
相手のデリヘル嬢に口移しで覚醒剤を吸わせたことや、父・清水アキラさんが号泣謝罪したことなど、とても印象に残るスキャンダルでした。
逮捕されたことで芸能界を引退しましたが、紆余曲折あり現在はまた路上ライブや小さな箱からモノマネ活動を再開しているようです。
清水良太郎さんの引退後から2023年現在に至るまでの動向はこちらでまとめていますので、ぜひ読んでみてください。