本記事では、うたプリのエイプリルフール企画が炎上している件について、詳細をまとめています。
今年の4月1日もいろんなシーンでエイプリルフールネタが行われていましたが、
時としてファンの反感を買い炎上してしまうケースがあります。
今年は大人気ゲーム『うたの☆プリンスさまっ♪』(以下うたプリ)の公式が発表した新企画が炎上しているようです。
一体どのような企画が炎上しているのか、詳しく解説していきます。
うたプリのエイプリルフール炎上を簡単に解説
うたプリのエイプリルフール炎上を簡単に説明すると、
うたプリとは元来、主人公(ユーザー)が男性アイドルをオーディションに合格させるべく楽曲を作るという、女性向けの恋愛アドベンチャーゲーム
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2023年4月1日に、うたプリ公式が『うたの☆プリンセスさまっ♪ BACK to the IDOL』(通称・バクプリ)という男女逆転版の新プロジェクトを発表する
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本来「プリンセス」とはユーザーであり、うたプリのファンそのものであるはずなのに、エイプリルフールネタに軽々しく使われたことでファンが激怒する
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実は2年前から商標登録していたことや、本家よりも手が込んでいることが更なる炎上ポイントに
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原作・上松範康氏が退任をほのめかすツイートをするも、炎上は収まらないどころか「辞めるのは責任を取ることにならない!」と火に油を注ぐ形に
このような感じになっています。
ここからは順を追って細かく説明していきます!
エイプリルフール企画『バクプリ』を発表
ことの発端は2023年4月1日の0時0分に、うたプリの公式がバクプリの始動を発表したことです。
バクプリ=『うたの☆プリンセスさまっ♪ BACK to the IDOL』といううたプリの男女逆転版ゲーム
うたプリ公式は、この発表を3回に分けてツイートしました。↓↓↓
【NEWS】『うたの☆プリンセスさまっ♪ BACK to the IDOL』始動!
— うたの☆プリンセスさまっ♪ BACK to the IDOL (@backpriofficial) March 31, 2023
『うたの☆プリンスさまっ♪』の制作陣である、ブロッコリーとElements Gardenが共同プロデュースする新時代新次元プロジェクト!
コンセプトは「アイドル×タイムスリップ」!
▼公式サイト▼https://t.co/DpImczDiKb#バクプリ pic.twitter.com/jh8bZptcqU
【NEWS】
— うたの☆プリンセスさまっ♪ BACK to the IDOL (@backpriofficial) March 31, 2023
『うたの☆プリンセスさまっ♪ BACK to the IDOL』スクープその1!
スイートフラワーフェアリー「Flower Candy」のキュートな魅力が詰まったPVはこちらから!https://t.co/uXmayacYc9
#バクプリ #フラキャン pic.twitter.com/pH4WwpFAcf
【NEWS】
— うたの☆プリンセスさまっ♪ BACK to the IDOL (@backpriofficial) March 31, 2023
『うたの☆プリンセスさまっ♪ BACK to the IDOL』スクープその2!
美しきカリスマクイーン「SILENT QUEEN」との始まりの約束の歌……。
『FIRST PROMISE』Lyric Videoはこちらから!https://t.co/EvhcjiGRq4#バクプリ #サイクイ pic.twitter.com/mndVH9h8qx
原作・制作の上松範康(あげまつのりやす)氏も、個人のTwitterアカウントでツイートしています。
さあて4月1日だしな
— 上松範康ElementsGarden (@agematsu) March 31, 2023
発表せんとな!(* ˃͈ ㅿ ˂͈ )
「うた☆プリ」はもちろん
マジ本気1000%で
今の1億倍は頑張りますが
アイドル×タイムスリップ
BACK to the IDOL
「バクプリ」も今日から始動!!
詳しくはこちらをみてね
₍₍ ᕕ( `д´ )ᕗ⁾⁾
ハッピーエイプリルフール☆#バクプリ https://t.co/A3kjsB9gI9
しかし上松範康氏は、これが炎上の第一歩だと気づかなかった。
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「プリンセンス」をエイプリルフールネタに扱ったことで炎上する
うたプリにおける『プリンセス』とは女性ユーザーであり、うたプリのファンそのものであるはず。
もしもエイプリルフールネタではなく、男性ユーザー向けに作られた“ガチ企画”で別日に発表されたとしても、炎上していたかもしれない。
それをエイプリルフールネタとして行ってしまったため、運営が「プリンセス」の存在を軽く見ているとして大炎上してしまったというわけです。
そんでバクプリ?プリンセスさまに対する感情あれこれまとめておくわ…
— ハンバーグ(生後3ヶ月) (@arismmn) April 1, 2023
あくまでも個人の感想なのであれだけど……
結論→うたプリはやり方が本当に下手、ファンを愛してない
知ってた〜とか言わせるのも感じさせるのも、もうやめてくれ……
ごめん悲しくて帰り道でしゃがんで泣いている、、、うたプリが大切にしてたプリンセスって我々オタクのことじゃなかったんか、、、、エイプリルフールであってくれ、、正直エイプリルフールのネタにしてもキツすぎるその名前は使わないでくれ、
— おいしい飴配り妖怪 (@mamekoSL) March 31, 2023
バクプリ、みんな状態を掴めなくてリツイ数の方が多いの面白いけど、これまじでたとえネタでも、お金かけるとこ間違えすぎ&うたプリの名前を文字ってるで頭悪すぎでしょブロッコリー……意味わかんない……ネタであってくれ……(そこ信用できないのがブロッコリー)
— 向日葵 (@minnie968flower) March 31, 2023
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2年前に商標登録していたことが発覚
実は『うたのプリンセスさま』という名称は2年前に商標登録がされていたことが発覚しました。
上から商標の『登録日』『出願日』『名称』となっていますが、
『プリンセスさま』の名称で出願したのが2020年10月13日。
それが無事商標登録されたのが2021年7月9日(発行は27日)となっています。
およそ2年半前から『プリンセスさま』での商標登録に動き出していたことが分かりますが、
て女性ファンたちは「2年以上前から動いていることがエイプリルフールネタだけで終わるとは思えない」と、バクプリが本当に実現してしまうのではないかと危惧しているようです。
さらに言えば、キャラの声優もついていたり、YouTubeチャンネルまで存在しているため、エイプリルフールにしてはあまりにも手が込みすぎている。
バクプリのYouTubeチャンネル
白鳥風香(CV:鈴木杏奈)
双星きらら(CV:各務華梨)
双星すばる(CV:安 雪璃)
これらの要因も、うたプリ炎上を加速させているようです。
ただ、ガチレスするならこの商標登録は、第三者が『プリンセスさま』を使ったパロディーを作って金儲けすることをあらかじめ防止するための商標登録である可能性が高いかなと。
【追記】2008年にうたプリを作った時からバクプリも同時並行で進めていた
原作の上松範康氏は、バクプリの原案は実は2008年にうたプリを作った時から同時並行で進めていたことを、Twitterで明かしました。
しかし、
— 上松範康ElementsGarden (@agematsu) April 1, 2023
自分は「うたの☆プリンセスさまっ♪」という企画を
2008年プリンスさまっを作ったのと同時並行で進めていて
そちらも何年も何年も発表したいとずっと思っていて
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原作・上松範康が釈明するもさらに炎上
原作者の上松範康氏は今回の炎上をうけて、自身のTwitter個人アカウントにて、20ツイート以上にも及ぶ釈明文を出しました。
エイプリルフールが過ぎた4月2日の午前0時。
上松氏は「うたプリ公式としてではなく、上松個人として」と前置きしたうえで、
- 今回の炎上で心が折れてしまった
- うたプリの作詞作曲を休むことにする
- 『プリンセス』とはファンや春ちゃんそのものであることは間違いないが、プリンセス企画は2008年からうたプリと並行して進めていた
- バクプリは【アイドル×タイムスリップ】というコンセプトであるため、既存のうたプリと交わらない世界線にある
といった釈明しました。
ただ、うたプリ公式とは関係ない「一個人」がしていいツイートの範疇を超えており、
また団体を率いるものとしてのコンプラ意識が欠けていると多くのファンが感じ、
火に油を注ぐかたちで炎上が加速しています。
一連のツイートの中で上松範康氏はうたプリの作詞作曲の活動を休止することを発表しました。