本記事では、山川穂高選手が登録抹消された理由について情報をまとめています。
山川穂高選手の“わいせつ致傷”疑惑が文春に報じられ、一夜明けた5月12日に選手登録を抹消されました。
タイミングがタイミングなだけに、わいせつ致傷疑惑への“処分”として登録抹消されたのではないかと言われていますが、西武ライオンズは理由について「総合的に見てコンディション面での登録抹消」という公式声明を出しました。
ただファンとしては腑に落ちないという人も大勢います。
そこで今回は、
山川穂高選手の登録抹消はわいせつ致傷疑惑の“処分”が理由なのか。
ほかに何か具体的な理由があるのか。
球団側は「処分は既に行った」と言っていたがその処分とは何なのかなどについて、情報と考察したことをまとめました。
山川穂高の登録抹消理由は本当に成績不振?
こちらは昨日の読売新聞の記事の一部です。
西武の山川穂高内野手(31)が12日、出場選手登録を抹消された。球団は抹消理由について、「総合的に判断してコンディション的に抹消」と説明している。山川については「文春オンライン」が11日、知人女性とのトラブルを報じている。
引用:読売新聞
5月11日の夜に“文春砲”が出て、一夜明けた12日に球団側は登録抹消を発表。
新聞や各メディアがこのことを取り上げました。
ただ球団側は登録抹消の理由は「総合的なコンディション面」だといい、文春報道をうけての処分ではないことを明かしています。
コンディションというのは身体だけじゃなく、もちろん心も含まれる。
“総合的な”という部分からも、トラブルの最中で試合に集中できていない山川穂高選手のメンタルの部分も考慮し、一旦登録を抹消したのかもしれません。
4月中旬の登録抹消の理由
山川穂高選手は、2023年4月10日~23日までの2週間のあいだ登録抹消されていましたが、その理由はトラブルと関係があるのか。
文春の記事では、山川穂高選手のわいせつ致傷疑惑となったトラブルは2022年11月のオフシーズン中に起きたものであり、球団側は「既に処分を済ませた」「今は捜査の推移を見守っている」とコメントしていることから、この4月中旬の登録抹消の理由もトラブルとは関係がなさそう。
実際、この4月中旬の登録抹消は試合中にふくらはぎの張りを感じたことが理由であり、前日(9日)のソフトバンク戦では緊急交代を申し出ていました。
松井稼頭央監督もこのとき、
松井監督は「ここは無理するところじゃないというところ。急きょ(出場を)をやめた」と長いシーズンを見据えて決断していた。
引用:スポニチ
と山川穂高選手の緊急交代について語っていました。
SNSでは、このときの登録抹消の理由がわいせつ致傷疑惑への“処分”だったのでは?とささやかれていますが、どうやらそうではなさそうです。
文春砲後の登録抹消の理由
すこし話を戻しますが、では文春記事が出た翌日(5月12日)の登録抹消の理由は何だったのか。
報道を受けて“処分”が下されたと考えるのが自然ですが、
これについては単なる成績不振の可能性が高いと私は結論付けています。
山川穂高選手の2023年シーズンの成績は、62打席・0本塁打・17三振・打率2割5分。
昨シーズンは41本塁打・90打点でパ・リーグのホームラン王&打点王の2冠に輝いただけに、
開幕から1カ月以上が経ってホームラン0本・打点5点は異常な成績だといえます。
だから球団側はこの成績不振が理由で登録抹消した可能性が高いし、実際「コンディション面」と言っているのでそうだと思います。
ただ、わいせつ致傷疑惑のトラブルは全く関係ないのか?
というとそういうわけではないと考えています。
なにせ警察沙汰になっていて「逮捕されるかもしれない」くらいのトラブルになっているわけだから、試合に集中できておらず、それが成績に響いている可能性は十分あるからです。
また、球団側が登録抹消したタイミングも意味深です。
ずっと山川の打撃不振を我慢していて、どのタイミングで登録抹消しようか迷っていたところ、文春砲が出て騒ぎになったからそれに乗じて登録抹消した…というような意図も推察できます。
何にせよ、5月12日の登録抹消の理由は単なる打撃不振であり、文春砲による“処分”として登録抹消されたわけではないというのが私が考えた結論です。
結局、山川穂高の“処分”とは何だったのか?
山川穂高選手の4月中旬の登録抹消の理由は「ふくらはぎの張り」で、5月12日の登録抹消の理由は「総合的なコンディション面」であり、わいせつ致傷疑惑に対する“処分”ではないことを球団広報は明かしています。
また、トラブルに対する処分はもう済ませたとも文春の取材に対して答えていました。
山川への球団としての対応については「球団のルールを逸脱したことに対し、すでに処分は科しておりますが、内容については控えさせていただきます」とした。
引用:文春オンライン
処分の内容は非公開とのことだが、結局山川穂高選手に対する処分とは何だったのでしょうか?
考えられるのは、
- 罰金
- 年棒の減額
このどちらかでしょう。
オフシーズン中の練習参加禁止の可能性については、そもそも侍ジャパンとしてWBC2023に出場していたため、この可能性はないでしょう。
シーズン中の登録抹消も前述の理由だとすると、あとはもう「カネ」で解決したとしか考えられません。
となると罰金を支払ったか、年棒を減額されたかのどちらかになりそうですが、
個人的には年棒の減額である可能性が高いと考えています。
基本的にプロ野球選手の年棒は非公開であり、「年棒をいくら減額した」と公表してしまったらおおよその年棒が分かってしまうことになりかねない。
そういった事情から処分の内容を世間には非公表にしているのかもしれません。
山川穂高の登録抹消の理由【まとめ】
結論、山川穂高選手が5月12日に登録抹消された理由は打撃不振によるものです。
4月中旬の登録抹消理由は「ふくらはぎの張り」であり、どちらの登録抹消もわいせつ致傷疑惑のトラブルに対する“処分”ではありません。
しかし打撃不振がトラブルによるメンタル低下が原因である可能性や、
打撃不振の山川をいつ切るかで頭を悩ませていた球団側が、文春砲が出たタイミングで登録抹消したという意図があった可能性を考慮すると、
登録抹消とトラブルが全くの無関係なものとは言い切れません。
山川穂高選手にはしっかりとトラブルを解決して、昨シーズンのような好調を取り戻してもらいたいですね!
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