本記事では、安田純平さんが拘束されていたシリアで「韓国人のウマルです」と名乗っていた理由についてお伝えしています。
2023年8月1日現在、パスポート再発給の拒否をした国を相手に裁判を起こしたフリージャーナリストの安田純平氏が話題になっていますね!
安田純平氏は2015年6月から3年4カ月ほどシリアで拘束され、2018年10月に開放されて帰国しました。
シリアで拘束されていた際のビデオで「韓国人のウマル」と名乗っていたことがあるが、なぜそのように名乗っていたのでしょうか?
今回は、安田純平氏が「韓国人のウマル」と名乗っていた理由についてお伝えしていきます!
安田純平が韓国人を名乗っていた理由
安田純平さんとみられる男性「わたしの名前はウマルです。韓国人です。きょうの日付は2018年7月25日、とてもひどい環境にいます。今すぐ助けてください」
— もも (@sumomo_2) July 31, 2018
仮に、韓国人って言わされたとして、何か徳する事あるの?ないよね? pic.twitter.com/imLZGWF9wo
「韓国人のウマル」と名乗った理由について語る安田純平
まずは安田純平氏が『韓国人』と出身を偽っていた理由について。
安田純平を拘束していたシリア人から「日本人だと言うな。韓国人だと言え」と命令されていたという。
韓国人と名乗るよう命令された理由について、安田純平氏の説明では少々わかりづらい。
朝日新聞の解説ではこのように書かれていました。
「他の囚人(監禁被害者)が、釈放された後に『あそこにニュースで出ている人質の日本人がいる』と言われたら、私の監禁場所が世間にばれて(犯行グループが)攻撃されるかもしれない」と説明。そのため、「『韓国人だと言え』と言われた」といい、従ったという。
引用:朝日新聞
安田純平氏が自分の意思で韓国人と言ったわけではありません。あくまでも「韓国人だと言え」と命令されたからそれに従っていたと。
他の囚人に「安田純平という日本人がいる」ということがバレてしまった場合、その囚人は当然安田純平氏の監禁場所(犯行グループの拠点)を知っているため、解放されてから日本政府に監禁場所を通報したらそこを襲われてしまうからです。
安田純平氏が拘束されていたのはウイグル人が運営していた施設であり、ウイグル人は中国から来ているため「韓国人」だと名乗りましたが、前の施設はアラブ人が運営していたため「中国人」だと名乗っていたそうです。
安田純平がウマルと名乗っていた理由
安田純平氏はシリアで拘束されていたときにイスラム教に改宗しなければいけなかった事情があり、やむを得ずアラブ人の男性に多い『ウマル』を名乗ったという。
「拘束中に、事情があってイスラム教に改宗しなければならず、そこで自分で『ウマル』というのを選んでいた。彼らが設定したルールに従って言った」
引用:BuzzFeed News
イスラム教に改宗しなければいけない事情というのは調べたが分からず。
ネット民の多くは「ウマルです」と聞いてこっちを想起しただろう。
今ではネタで安田純平さんは「韓国のうまるちゃん」と呼ばれています。